2012年2月11日土曜日

パルス退院7ヶ月後: 寛解! (堀田修クリニック 外来受診2回目)

17年目の扁摘パルスの結果、IgA腎症が寛解!

今週、仙台の堀田修クリニックへ行ってきました。3ヶ月に1回ペースで受診しながらの経過観察なので、昨年11月以来となる3ヶ月ぶり。今回も東北新幹線「はやぶさ」E5系に乗って仙台へ。はやぶさだと1時間40分くらいなので、仙台もすごく近くに感じるようになってきた。 

東北新幹線に乗るときは、いつもE5系「はやぶさ」

では、さっそく今回の検査結果です。

尿蛋白の判定は(+-)ながら、推定尿蛋白量は0.04g/dayとごく微量
  • 尿潜血:(ー) * 前回(1+)  
    • 赤血球:1~4/HPF * 前回:1~4(基準値:0~4)
  • 尿蛋白:(+-) * 前回(-)  
    • 尿蛋白[定量]:4mg/dL * 前回:4(基準値:0~10)
  • 血糖:103mg/dL * 前回:97mg/dL(基準値:70~109)
  • クレアチニン:0.76mg/dL * 前回:1.09(基準値:0.61~1.04)
  • eGFR:88.41 * 前回:59.59
「蛋白は(+-)になっているけど、これは目視で色を見て判定するやつだからね。それより、推定1日尿たんぱく量(P/C比)が0.04でしょ。これ、基準値が0.2以下だから、数値的にはもう(-)だよ。だから、寛解してるって言っていいんじゃないかな。」 

堀田先生はそう言って、パソコンに向かって電子カルテに「寛解したと判定」と文字を打ち込んだ。

「り、リアリー??」

正直なところ、今回はまだ寛解できていないだろうなと思っていただけに、ちょっとビックリというか、呆気にとられた感じ。

一昨年の11月に初めて仙台社会保険病院で堀田先生の診察を受けたときに「大丈夫、扁摘パルスをやれば寛解できるよ。」って言われて、もし本当に寛解できちゃったらガッツポーズしちゃうだろうなあ・・・なんて帰りの新幹線で思ったりしたんだけど。いざ現実となると、キョトンとしたまま診察室の椅子に座っていた。意外とそんなものなのかな(苦笑) 

2012年1月11日水曜日

パルス退院6ヶ月後: 退院後の半年間をふりかえる

年も明けて、昨年7月にステロイドパルスを終えて退院してから半年が経過。そこで、この半年間を簡単にふりかえってみた。

扁桃摘出後

  • 特に違和感ナシ
  • 年末年始に2回くらい風邪をひいたが発熱せず
昨年6月に扁桃を摘出した後、特にこれといった違和感もなく、話によく聞く「鼻から牛乳」現象とかもなく。年末年始にちょっと風邪をひいてしまったものの、今までなら熱が出ていたような気もするけど、熱は上がらず。これも扁摘したからかなあと思ったり、思わなかったり、ラジバンダリ。 


ステロイド内服


写真:ステロイドのブレドニン錠
1錠が5mgで、退院後は6錠(30mg)からスタートした
内服量
当初からの予定通り、二ヶ月ごとに1錠(5mg)ずつ減量。
  • 7月~9月:6錠(30mg)
  • 9月~11月:5錠(25mg)
  • 11月~1月:4錠(20mg)
  • 1月~:3錠(15mg)

副作用

  • 不眠:なし
  • アクネ(汗疹):退院後しばらくは背中上部に残るも、完全に消えた
  • 高血糖:食事と運動でコントロールできている
  • ムーンフェイス:なし
  • その他:特になし
退院から半年が経過して、ステロイド内服も退院後の6錠から半分の3錠になったところ。ステロイド錠の内服は隔日。今のところ、飲み忘れはナシ。 副作用も全くないといってよい感じ。

ステロイドを点滴していた入院中には、不眠になったり、胸や背中にアクネ(汗疹)ができたり、血糖値が上昇したりしたけど、退院後にどれも落ち着いた。よくいわれるムーンフェイスにもならないし、その他にも副作用らしきものは今にところ出ていない。


2011年12月1日木曜日

堀田修クリニック

IgA腎症治療の新たな聖地「堀田修クリニック」

IgA腎症の治療法として扁摘パルスを考案してきた仙台社会保険病院の堀田先生が、9月7日に仙台市内でクリニックを開業。東日本大震災の影響もあり、開業時期が少し遅れたものの、無事に開業したのが、その名も「堀田修クリニック」。このエントリーでは、その「堀田修クリニック」を写真メインでご紹介。 

病院らしからぬ外観と内装



写真:「六丁の目西町」バス停
最寄りのバス停「六丁の目西町」は仙台駅前から15分ほどで到着、運賃は310円
写真:堀田修クリニック建物外観
コンクリートのグレーと白い看板、そしてダークブラウンと淡いグリーンの色彩が印象的

2011年11月7日月曜日

パルス退院4ヶ月後: 堀田修クリニック初受診

3か月ぶりに仙台へ

8月に仙台社会保険病院で最後の外来受診。これからは堀田修クリニックで3ヶ月に1回ペースで外来受診ということになり、久しぶりの仙台。そして、仙台市内に堀田先生が開業した堀田修クリニックへ初めて行ってきました。仙台駅からバスで15分くらいだったかな。バスの本数が少ないこともあり、少し早目に到着。
写真:仙台駅前の4番バス乗り場
仙台駅前からのバスの本数は少なめ...。
シャレオツな建物ですな~。外観からして、あまり病院っぽくないというか。
写真:堀田修クリニックの外観
周囲には30台分くらいの駐車場スペース。思ったより大きい。

尿検査の結果は、潜血(1+)、蛋白(ー)


  • 蛋白:(-) * 前回(+-)
  • 潜血:(1+) * 前回(+-)
    • 赤血球:1~4 * 前回 10~29
  • クレアチニン:1.09mg/dL * 前回 0.75(基準値は、0.61~1.04)
  • eGFR:59.59 * 前回 90.30
  • 血糖:97mg/dL * 前回 158(基準値は、70~109)

2011年9月23日金曜日

パルス退院10週間後: プレドニン錠が内服2ヶ月目で5錠(25mg)に

体調はすこぶる良好、予定通りにプレドニンを5錠に

前回のエントリーから約5週間ぶりということで、久しぶりの更新。この3連休あたりから、夏の暑さも和らいで秋を感じる涼しさに。

さて、今週の月曜日で退院から10週間が経過。これまで、プレドニン錠を隔日で6錠(30mg)内服してきたけど、二ヶ月が経過したので予定通りに1錠減らして5錠に。これは先月の外来受診時に堀田先生から指示されていたこと。体調のほうは、これといって特に問題なし。扁摘パルス前とほぼ同じように、仕事して、食べて、飲んで、・・・という毎日。

変わったことといえば、食事で糖質(炭水化物)を控えめにしていることくらいかも。これは医師の指示とかではなく、あくまでも自己規制。あと、ビールを発泡酒の「キリン 濃い味 糖質ゼロ」に変えた。糖質ゼロの発泡酒は他にも幾つか出ているけど、たぶんこれが一番美味しい。というか、ビールに近い味のような気がする。食事に関しては特に食事制限はないものの、ウチの食事はもともと塩分控えめで野菜多めのヘルシー系なので、腎臓には優しい食生活を送れている。

気になる副作用もほとんどナシ

そして、副作用のほうはというと、ほとんどナシといってよいレベルかも。これまでに自覚症状があったものを一つずつチェックしてみると・・・
  • 不眠: これは完全になくなった。
  • 高血糖: 血糖値は測っていないので分からないが、8月の外来受診時も問題なかったし、ほぼ毎日運動もしているのでたぶん大丈夫。
  • ニキビ: 背中上部にニキビというか汗疹(あせも)のようなものができていたが、これもほぼ消えてきた。