2011年4月1日金曜日

入院(扁摘パルス)は一時延期

入院は一時延期に

本来なら今日4月1日から仙台赤十字病院に入院して扁桃摘出手術をして、中旬ごろに仙台社会保険病院へ転院してステロイドパルス治療を受ける予定だった。

しかし、3月に発生した東日本大震災により、各病院とも影響を受けており、重症な患者さんや透析患者の皆さんを優先すべきであり、また東京から仙台へ行く交通機関も高速バスに限定されている状況から、堀田先生にメールで相談させていただいた上で一度キャンセルすることにした。そして、まずは東北新幹線の復旧したら、改めてスケジュールを組みなおすことになった。


震災当日はアメリカにいました

実は、あの3月11日の地震、ウエちゃんは体験していない。あの日、日本にいなかったのだ。前日の10日から仕事でアメリカに出張していたため、アメリカに到着した日の夜中に地震発生を知った。ホテルの部屋でテレビをつけると、目を疑うような光景が映し出されていた。帰国したのが22日。アメリカでもCNNなどのテレビ局は一日中そのニュースを流していたものの、とにかく情報が限られていた。

24時間フル稼働していた仙台社会保険病院

仙台社会保険病院には非常用自家発電設備があるそうで、給水も確保した上で、震災翌日から透析が不可能となった宮城県内37施設の患者さんも受け入れていたとか。通常なら1日あたり数十人から多くても100名程度なのに、震災翌日からの3日間は毎日なんと600人以上! 

停電で止まったエレベータの代わりに、職員が患者さんを背負って階段を昇り降りしていたとか。不眠不休で対応に全力を尽くした医師、看護師などのスタッフの皆さんには本当に頭が下がる。昨夜、入院時の主治医である家入先生から電話をいただいた。「そんなこともありましたね」と落ち着いた声で話す家入先生だったが、現在では病院内もだいぶ落ち着いてきている様子ではあった。

扁摘パルスは早くても6月以降かな?

ともかく、自分の病状は落ち着いた状態が続いており、震災後の混乱がもう少し落ち着いてから、扁摘パルスのスケジュールを堀田先生に相談しながら決めていこうと思う。ひとまず、新幹線が復旧したら仙台社会保険病院の堀田先生の外来へ一度行ってみる予定だ。

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