正直、不安だらけだった扁桃摘出
今回の扁摘パルス入院の中で、最も不安だったのが扁桃摘出の手術。ブログなどでいろいろな人の体験談を読んでいると、こんなことが書かれていたからだ。- 「両方の口角が切れちゃっていました...。」
- 「唇が腫れていた~」
- 「舌を器具で押さえていた跡が残っていて痛い・・・。」
- 「唾液や痰を拭き取るために一晩でティッシュ一箱使い切った。」
- 「麻酔が切れたと思ったら吐き気がして嘔吐した...。」
- 「耳のあたりがズキンズキン痛むのがツライ。」
- 「口内炎ができてムチャクチャしみるぅ!」
オペは "体感時間" 2秒間で無事終了!
13時少し前に看護師に連れられて、エレベータで手術室へ。今回も時間ギリギリまで、トイレと部屋を行ったり来たり。手術室の入り口に入るとすぐに、ベッドに仰向けに寝かせられた。そのまま手術台のある部屋まで運ばれる。運ばれている間、天井を見ながら何とも言えない気分。手術台にも自分で移動。仰向けに寝て、胸のあたりに心電図をペタペタ、指先に脈拍を取るクリップを装着、そして酸素マスクをあてられる。左手の甲に点滴の針を刺して、「それでは、麻酔のお薬を入れていきますね~・・・」。いわゆるエコノミークラス症候群防止のために血栓予防ストッキングを装着。 |
そのまま、回復室へ移動。ここは普通の病室だが、ナースルームの目の前にあって、術後はここで一晩過ごすのだそうだ。18時までは酸素マスクをしたまま、そして18時以降は水分の摂取がOKになる。食事は翌日の朝までない。おっと、導尿管はしっかり入れられていました。これがツライんだよな...。
摘出した扁桃と対面! 執刀医による説明を聞く
夕方ごろに執刀医の本間先生が来てくれて、手術の様子を報告してくれました。- 見た目は大きそうだったが、そうでもなかった。
- 癒着もそんなになかったので、摘出しやすいほうだった。
- 摘出してみると、IgA腎症患者独特の扁桃ではなかった。よく見ればIgA腎症っぽいかもという感じ。
左の扁桃は2グラムで、標準サイズ? |
右の扁桃はやや大きめで3グラムだった。 |
苦行は待ち受けておらず拍子抜け!?
酸素マスク終了が18時、飲水OKになるのが18時、食事OKは翌朝からで、一晩ベッド上で安静。 |
- 口角は切れていませんでした!
- 唇は腫れていませんでした!
- 舌を器具で押さえられていた跡も残っていません!
- 唾液や痰はほとんど出ず、ティッシュは数枚しか使いませんでした!
- 吐き気もせず、嘔吐もしませんでした!
- 耳のあたりの痛みもありません!
- 口内炎もできていないようです!
腎生検後の安静時にも重宝したペットボトルのチューブ |
体温も36.8度と36.9度を行ったり来たりして、やや高めだったが、平熱といえば平熱。あと、喉を冷やすといいということで、お手製の氷嚢を喉のあたりに置いて、小まめに好感してもらって一晩中冷やしてました。
仰向けに寝た状態で首の上に置いて喉を冷やす。氷が15個くらい入ってるのかな。 |
そんなこんなで、正直なところ、拍子抜けという感じの手術直後とその夜なのでした。このまま拍子抜けで終わってくれるといいんだけどなぁ...。
それでは、アディオス、アミーゴス!
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