2011年6月27日月曜日

入院(ステロイドパルス)6日目 / 第1クール6日目(内服): ステロイドパルス中は数時間の睡眠でもかまわない!?

ステロイドによって不眠になるのは、むしろ当たり前


写真:処方されている入眠剤「マイスリー錠 5mg」

やはり不眠が続いていうのが気になる今日この頃。ステロイドパルス療法を開始してからというもの、入眠剤ナシでは寝付けず。入眠剤を服用しても、普段のように爆睡というふうにはならない。

このところ、睡眠時間自体が十分とは言えないから、今夜は入眠剤を飲んで、少しでも早めに寝付けるようにしようかな。そう思っていたところ、看護師さんから無理に寝る必要はないよとアドバイスが。
  • ステロイドパルス期間中は、どうしても睡眠時間が短くなる人が多い
  • ステロイドで気分が高揚してしまうからで、パルスが終わればまた元に戻る
  • 夜中に目が覚めたとしても、もう眠くなければ起きてしまっていい
  • 寝不足感や身体の倦怠感、疲れなどがなければ、無理に寝ることもない
  • 極端な話、もし苦でなければ、パルス中の睡眠時間は毎日3時間でもかまわない
というわけで、睡眠時間は長いほうが腎臓にとって良いとか、そういうことでもないようだ。たしかに、睡眠時間の短い日が続いているが、目覚めはパッチリだし、昼間も気がつけば眠くなっていない。ということは、持参したノートPCで馬車馬のようにもっと働け!ってことか(苦笑)

ともかく、不眠に関しては、あまり気にしすぎないようにしよう。自然体が一番らしい。

さて、今日のトピックはこちら:
  • 血糖値が昨日よりも50アップ!
  • 口呼吸の改善は、はじめ「ネルネル」、あと「優肌絆」。

5:30 起床(睡眠時間:約5時間?)

どうしても細切れの睡眠になってしまう。昨夜は入眠剤は服用せず、23時くらいには寝付けたのかな。でも夜中の2時に目が覚めて、しばらくゴロゴロ。そのうちにまた寝付いて、次に目が覚めたのが4時40分。もう少し寝られたらとゴロゴロしていたが、もう目が覚めてしまったようで断念。少し早目の起床に。

ステロイドパルス中は、交感神経が副交感神経よりも優位になるため、寝付けない、すぐに目が覚める、でも眠くない、といった不眠の症状はよくあるようだ。

あと、やっぱり朝はノドが少し痛いな。扁摘後の白いかさぶたがとれて、新しい粘膜が表に出てきたからかな。そのへんが痛む。昨夜も「口閉じテープ ネルネル」を貼って寝て、起きたときも剥がれていなかったから口は閉じていたはずなんだけど。用心して、うがい薬でうがいをしておく。

6:00 朝の数値チェック

  • 血圧:132/90(グレード1 高血圧)
  • 脈拍:67
  • 体温:36.4度
  • 体重63.6kg(前日比 0.4kg減)
うーん、血圧が高め。というか、プリントアウトされた記録紙に「グレード1 高血圧」って書いてあるじゃん...。これも副作用??

8:00 朝食

写真:パルス入院1クール6日目の朝食
ごはん 190g、味噌汁、目玉焼、アスパラサラダ、カブとさつま揚煮、漬物、牛乳、しょうゆ [620kcl|蛋白:25.0g、塩分:4.0g]

8:20 ステロイド内服

  • プレドニン錠 30mg(5mg×6錠): 副腎皮質ホルモンで、炎症やアレルギー症状を抑える。
  • オメプラール錠 10mg 1錠): 胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎を和らげる。
  • ニューロタン錠 25mg 1錠): 常用薬。血管を拡げて、血圧を下げる。
写真:手のひらに置いたプレドニン錠6錠
直径5ミリくらいだから、6錠でも意外と少なめに見える

12:00 昼食


写真:パルス入院1クール6日目の昼食
ごはん 190g、トンカツ 60g、キャベツ、ソース、生揚煮物、ダークチェリー(20kcal) [662kcal|蛋白:23.2g、塩分:1.4g]

今日のお昼はトンカツ。うーん、ちょっと薄目?(笑) あ、キャベツと一緒に白飯の上に乗せて、トンカツ丼にすればよかったんじゃ? し、しまった、今ごろ気づいても遅いではないか...orz

12:45 ウォーキング

今日も院内ウォーキングを約45分間。昨日と同じコースで、ヒンズースクワットも交えて。今日は昨日より15分早目にスタート。14時の血圧測定まで30分くらい時間を空けたほうがいいかなということで、ちょうど食後30分くらいからのスタートにしてみた。

外の気温は低めだけど、雨が降っているせいか、湿気があって汗が出るのが昨日よりも早い。しかも、マスクしながらのウォーキング。なんか、酸素の薄い高地トレーニングしているような気分。あと、高校時代、雨の日に校舎の廊下でやった部活の室内トレーニングを思い出すね。

13:30 売店

ウォーキングの最後に売店へ。いつものようにミネラルウォーターのペットボトル3本。あと、mixiのコミュニティで情報を入手したモノを購入。それは、「口閉じテープ ネルネル」の代用品になるというテープ。

この仙台社会保険病院に外来で通院中という方からの情報で、『名前は忘れましたが、寝るときに口にはるオレンジのテープ、で通じると思います。 』ということで、売店のレジでそのまま言ってみたら、「はい、ありますよ~!」。この病院ではどうやら定番らしい。

写真:売店で購入したオレンジ色のテープ

なるほど、手触りもほとんど同じような素材で、幅(25mm)も薄さもほぼ同じ感じ。これで単価130円はリーズナブル。ネルネルは21回分で700円くらいするからな。オンライン販売だとバラ売りしていないみたいだけど、大きめの病院の売店とかになら売っているんじゃないかな?

口呼吸を鼻呼吸に改善したいと思っているアナタ、最初は少しお値段高めだけど「口閉じテープ ネルネル」で感覚をつかむようにして、慣れてきたらこの「優肌絆」のように薄くて肌に優しいタイプのテープに切り替える、っていうのが賢いかもですよ。

14:00 午後の数値チェック

  • 血糖:205mg/dl (前日 153mg/dl)
  • 血圧:125/77(正常)
  • 脈拍:90
  • 体温:36.5
おーっと、血糖値が昨日よりも約50も高い! ウォーキングで昨日より汗もかいた気がするんだけど。うーん、お昼に食べたダークチェリーの仕業だろうか...。

14:30 入浴

今日はお風呂休みかなと思ったら、入り口に予約表がかかってた。どうやら午前と午後、男女どちらでも空いている時間帯に入れるようにしたみたい。というわけで、ウォーキングの汗を流すべく、血糖値測定後の14:30に予約。ふぅー、運動して汗をかいた後のシャワーは、やっぱり気持ちいい!

18:00 夕食


ごはん 190g、味噌汁、銀たらの焼魚 70g、おひたし、八宝菜、漬物 [571kcal|蛋白:25.5g、塩分:3.7g]
銀たらの焼魚、これが美味しかった。でも、美味しいおかずって、あっという間になくなってしまうんだよなぁ。おかわりしたいゾナモシ。

21:00 就寝

さて、睡眠不足は気にしなくてもよいという話ではあるが、今日は入眠剤を投入してみよう。依存性は低いらしいから、飲みたいときに飲めばいいみたいだし。うん、アタシ、今夜は何だか...、飲みたい気分なの[謎]

それでは、また明日。アディオス、アミーゴス!

2 件のコメント:

  1. いやはや、タイミングよくいい話をいただきました!

    入院してそろそろ1ヶ月、私の場合、毎日睡眠導入剤(「リスミー」やったかな?)を半錠飲んでいるからか寝つきは非常にいいのですが、毎日朝とは言えない時間に目覚めます。通しで寝て午前3時を超えたのはTOTAL3日だけですわ。
    平均したら2時起き(睡眠4時間位)でしょうか?
    それでもしんどくは無いので「まあええか」と思っていたのですが、「睡眠不足って、そもそも腎臓に良くなかったよな...」と急に気になりはじめていたところだったんです。
    「極端な話3時間でもいい」ということならこれでも十分ですね。
    起床時間まで、いつも仕事上の勉強なんかも出来、時間の有効活用にもなっていますし、これって、ステロイドの素敵な副作用かもしれませんね~。

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  2. tatsukomeさん、こんにちは!

    実はブログを読ませていただいていて、tatsukomeさんの場合は、寝つきは良さそうだけど、明け方っていうか夜中に目が覚めている様子だったので、やっぱり寝られないものなんだなって思っていました。

    特にステロイドパルスの入院中(特に点滴期間中)は、そうなってもしかたないということのようです。私の病院は症例が国内で最も多いことでも知られているので、そういう経験知が蓄積されているのか、担当医も看護師も薬剤師も、口を揃えて同じように言いますね。

    もちろん、睡眠時間をとれたほうがいいことはいいらしいのですが、眠れなかったとしても気にしすぎる必要はないようです。入眠剤を飲んで、寝られるだけ寝て、昼間元気ならOKだとか。

    たしかに、少ない睡眠時間でもパッチリ目覚めることができる状況が毎日続くというのは、"素敵な副作用" というか、なんちゅうか本中華(笑) 

    こちらは、明日から2クール目の点滴スタート。仕事が必要以上にはかどってしまいそうで怖いです :-p

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