主治医が説明しながら手書きで書いてくれる |
やはり「IgA腎症」で、腎機能は80%程度
夕方に主治医の家入先生、古川先生から、腎生検の結果についての説明をいただいた。- やはり「IgA腎症」であることを再確認
- 腎機能は標準の80%程度(クレアチニン:0.86、24時間クレアチニンクリアランス [Ccr]:81.2)
- 入院期間中の尿潜血、尿蛋白ともに、(ー)と(1+)の間であり、軽い反応が見られる程度
- 最初に血尿が認められたのが1993年であり、長い年月をかけて少しずつ進行はしている
- 病気の勢いとしては、比較的落ち着いている
予後を示す四つの分類はしない
腎生検の結果をふまえて、予後を四つに分類するのが一般的だが、その分類自体が現状にそぐわなくなってきているため、この病院ではその分類を用いた示しかたはしていないらしい。たしかに、まずは扁摘パルスで寛解を目指すわけだから、分類すること自体に意味がないというのは納得がいく。IgA腎症の原因と今後の治療計画
続いて、今後どのように治療していくかについて説明をいただいた。IgA腎症の原因としては、一般的には次の3つが考えられる:- 扁桃の炎症
- 鼻の炎症
- 歯の炎症
- 扁桃摘出術(仙台赤十字病院にて:約2週間)
- ステロイドパルス療法(仙台社会保険病院にて:約3週間)
CT検査とブドウ糖負荷試験の結果
また、CT検査の結果、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の疑いはなくなったが、鼻の奥のほうで炎症を起こしていることが確認できたため、この治療も並行して行う。これは例の塩化亜鉛を使った治療なのだろうか。それから、再試験まで行ったブドウ糖負荷試験の結果だが、二回目は血糖値に問題はなかった。ブドウ糖の摂取前は87(初回は、183だった!)で、ブドウ糖を摂取した後に上がっていき、また下がっていくという正常な数値の変化だったようで、これはひと安心。
ただし、血糖値が上がるとそれを抑えるために体内からインスリン(インシュリン)というホルモンが分泌されるが、これが標準値よりも多かったらしい。これを制御する方法としては、体重のコントロールが挙げられるとのこと。実は、1か月前から禁煙をしたことで、体重が増え気味なので、運動するなどしてコントロールしていくとするか。ただ、これは意外な指摘事項だった。
選べるメニュー第6弾は、ひつまぶし
- ひつまぶしご飯 190グラム
- 味噌汁
- 梅風味おひたし
- 白菜とワカメの酢物
- 果物 30キロカロリー
606キロカロリー: タンパク質 26.4グラム、塩分 3.2グラム |
なんかすごく美味しそうに撮れてません? |
ひつまぶしというには少し物足りなかったかな。ま、病院食でうなぎが食べられることで満足すべきかもしれない。お茶漬けにできたりするとよかったんだけどな。
さて、明日はいよいよ抜糸。あ、そういえば、抜糸って痛いのかな?
それでは、アディオス、アミーゴス!
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